かぷら

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あの人にあいたい

安心して子育てができる環境づくりの為『ちばエコチル調査』にご協力を

千葉大学予防医学センター 特任助教 山本 緑

千葉大学予防医学センター 特任助教  山本 緑

右)千葉大学予防医学センター 特任助教 山本 緑さん

 

 2011年にスタートした『ちばエコチル調査』。環境省が行っている、子どもの健康と環境に関する全国調査で10万組の親子に参加して頂き世界的にも注目されている大規模な調査です。今回は『ちばエコチル調査』について千葉大学予防医学センター・特任助教の山本緑さんにご出演頂いた番組『あの人にあいたい』(5月29日放送)で対談したものを編集いたしました。

 

 

――『エコチル』とは?

 エコロジーとチルドレンを組み合わせて作った言葉です。エコロジーとは『人が環境に対して…』と思われがちですが実は『生き物と環境がどの様に影響しているかを調べる学問』です。化学物質・生活習慣や遺伝、ストレスなどが子ども達に与える影響を調べていきます。

 

――この調査の目的は?

 ここ最近、子ども達の間では喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー、肥満などの生活習慣病や発達障害が増えています。私達を取り巻く様々な環境、特に種類も量も増えている化学物質が子どもの成長にどう影響するのかを調べ、悪影響の物が見つかれば対策し子ども達が健やかに成長できる環境づくりを目的としています。

 

――対象・調査方法は?

 最初に、妊婦さんと赤ちゃんのお父さんに登録をして頂き血液や髪の毛、母乳などを。お子さんが生まれた際に臍帯血などを頂き健康状態や体質等を調べます。お子さんが13歳になるまで定期的にアンケートにお答え頂き、その後データの解析に5年かける予定です。
 北は北海道、南は宮古島まで全国で行われていますが、千葉県では約6000組の親子に参加頂いており、その半数近くがかずさ地域の方達です。

 

――分かって来た事は?

 対象のお子さんがまだ小さいので身の周りの影響については、これから調べていくのですが・・・。2歳までに『食物アレルギーがある』と診断されたお子さんが12.5%、(8人に1人)お母さんの年齢によって生活習慣が違い、それがどの様に影響するか、これから調査が進みます。

 

――参加者同士の交流はありますか?

 これまで月1回、講演会やレクリエーションなど小さなイベントを開催し参加者のお母さん同士で交流をはかって頂いてきました。8月1日にはエコチル参加者対象のファミリーフェスタを開催します。かずさFMの渡辺あゆ香さんが総合司会です。

 

――みなさんにメッセージを

 みなさんのご協力が無ければ成り立たない調査です。子ども達の健康、安心して子育てができる環境作りの為、参加者以外の、すべてのみなさんにも役立つ情報をお届けする為是非ご協力をお願いします。また周りの方々もエコチル調査に参加しているお母さん、お子さんのサポートをお願いします。

 

 

To.Ko.To.Nかずさ 街角トーク 「あの人にあいたい」

上総地域で活躍されている市民や街の著名人、ボランティアグループ等各種団体の方々が出演、この地域を愛する皆さんを応援する対談コーナー。
毎週金曜日の朝9時(再放送は同日の夜7時)、かずさエフエム83.4MHzで放送中。