かぷら

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あの人にあいたい

林業と農業のコラボレーション 江澤 貞雄

江澤貞雄さんと石村比呂美さん

左):エザワフルーツランド代表・日本ブルーベリー協会副会長 江澤貞雄さん
右):パーソナリティ 石村 比呂美

 『平成26年度全国育樹活動コンクール』(公益社団法人・国土緑化推進機構 主催)において、林野庁長官賞を受賞された木更津市真里谷、エザワフルーツランド代表・日本ブルーベリー協会副会長の江澤貞雄さんにご出演頂いた番組『あの人にあいたい』(12月12日放送)で対談したものを編集いたしました。

 

――今回、どのような経緯で受賞されたのでしょうか。

 ブルーベリー栽培における新技術の開発及び普及、森林を切り開いた所にブルーベリーを植えるといった『林業と農業のコラボレーション』を展開した取り組みが評価され、林野庁長官賞を受賞しました。

――具体的にどういう取り組みを?

 ブルーベリーは普通畑に植えるのですが、私は山(竹林)を切り開き、竹の根が張っている所に穴を掘ってブルーベリーを植えました。以前、農協で営農指導員をしていた経験から、山に植えても大丈夫だと確信していましたので・・・。

――何故、ブルーベリーの栽培を始めたのですか?

 営農指導員をしておりましたが、農業は素人で…。しかし新しい作物なら勉強して誰にも負けない様になれるかもしれないと思っていたところ、当時の富来田農協の組合長・佐藤宗治郎さんがブルーベリーを始めようと提案してくれました。

――皆さんの反応は?

 組合長はこれまでも新しい事に挑戦していたので120名の農家の皆さんが賛同し、職員も一緒に苗を植えました。
 まだブルーベリーについて分からない事だらけの時代、水を好むと言われて真面目に水やりをして枯らしてしまったり…と失敗や苦労もありました。

――エザワフルーツランドはどんな所ですか?

 全国的にも珍しい、山を切り開いた森林体験型の観光農園です。1.5ヘクタールの敷地に1500~2000本のブルーベリーが植えられています。山の上にあるので、気持ちが良いです。駐車場から農園までの道の途中には、水車や東屋といった休憩ポイントも作ってあります。一気に登らずに、ゆっくり森林浴を楽しみながら来て下さい(笑)

――ブルーベリーの実に白い粉がついていますが、無農薬なんですか?

 その白い粉は、ブルームという果実を病気から守るための天然物質です。全く心配ありません。
ブルーベリーは原産地がアメリカで、世界各地の山で自生している自然味豊かな作物です。そのため、余計な肥料や農薬などを使わなくても充分育ちます。  また、目に良いと言われているアントシアニンが豊富で、エザワフルーツランドでは、農薬・化学肥料を一切使用しないオーガニック・ブルーベリーを使った濃縮飲料「アイキラリン」の販売もしています。

――これからの夢は?

 ブルーベリーという生涯取り組める作物に出会って、人生が変わりました。しかし一人では出来る事が限られてしまうので、木更津市観光ブルーベリー園協議会会長として仲間を増やし、木更津のブルーベリーを全国に広めたいです。

 

 

エザワフルーツランド 詳細

 

 

To.Ko.To.Nかずさ 街角トーク 「あの人にあいたい」

上総地域で活躍されている市民や街の著名人、ボランティアグループ等各種団体の方々が出演、この地域を愛する皆さんを応援する対談コーナー。
毎週金曜日の朝9時(再放送は同日の夜7時)、かずさエフエム83.4MHzで放送中。