かぷら

まちをつなぐ、人をつなぐ、かずさを楽しむためのアンテナマガジン

子育てサロン

「障害」から「個性」へ
色眼鏡のない安心できる子育てを目指して

遠藤歩

遠藤 歩さん
「子育てに行き詰まってこもっているママを引っ張り出したい」を合言葉に『私とこころと発達障害と。Cocorosalon*Aun』主宰。三児の母。

 まっすぐな眼差しと姿勢が凛とした遠藤さん。市原市で子育て支援団体「私と子どもと発達障害と。Cocoro*salon~Aun~」の代表を務める。発達障害を持つお子さんのママをはじめ、子育てに不安や悩みを持つママが安心できる場所づくりを目標として団体を設立したのには、彼女自身の経験が大きく影響している。
 長男が小学校でひどいいじめに遭い、検査の結果発達障害であることが判明。そして自身もまた、発達障害を抱えていることに気づく。
 不安に悩まされた子育てが、発達障害という診断が出たことでほっとしたのと、現実を受け入れられない辛さと。葛藤は想像を絶するものだったはず。「この子に合うことをしてゆけばいいんだ。」そう思えるようになった頃には、同じような思いをしている人が孤立しないよう支援してゆきたいと、新たな目標が立ち上がってきたそう。
 人は本来一人一人違う個性をもった尊い存在。どんな人にもある凸と凹。発達障害は、その凸と凹がほかの人よりも少しだけ大きかったりはっきりしているだけ。それを「障害」という枠でくくってしまうことで一人一人の可能性を狭めてはいないか。
 凸と凹があっていい。それが大きくてもいい。社会や、社会を作る大人の「社会一般」の色眼鏡を外して、一人一人をもっと自由に、可能性を秘めた素晴らしい存在として、大切にしてゆけたら。発達障害を持つママの子育ても、もっと楽しく、安心してできるはず。「障害」から「個性」へ。Cocoro salon*Aunのこれからが楽しみである

木更津あかり祭 〜夜灯〜